N o . 1 0 5 1 0
300 万円 タイルと無垢を使いメリハリのあるデザイン

マンション=部分改装 築年数=25年 夫婦

和室を撤去して生まれた広いLDK
ソファーコーナー、ダイニングコーナー、カウンターコーナーとワンルームに3つのポイントがある。その時の気分で座る場所を変えられるよう工夫している。壁面には珪藻土クロスを採用、ナチュラルな温かみのある雰囲気を出している、正面中央の板壁の裏側は冷蔵庫置き場になっているので、生活感が隠せて、すっきりと収まった。

Sさんご夫妻のお住まいは、マンションの二階部分です。築年数が経ち、キッチンはすっかり老朽化していました。DKも狭くて使いづらいとの事でした。絵を描くことがご趣味の奥様が、希望されたのはアトリエ風のリビングを実現すること。まず和室を潰してDKと一体化、ゆったりととしたLDKを設けました。壁面の一部は板貼りにして、奥様の描かれた絵を飾っています。古くなっていたキッチンの流し台は当社(white house)のオリジナルキッチンに変更。冷蔵庫置き場を変更することで、流し台の幅を広くすることが出来、使い勝手を大幅にUPすることが出来ました。開放感を大切にするため、キッチンの吊だなは設置せず、向かい側に収納兼カウンターを造作。朝食を食べるテーブルとして、絵を描くときの作業台として、多目的に使用可能です。トップにはテラッコッタを使用しています。LDKの入口のドアにもこだわり、イギリス製のステンドガラスを採り入れています。ご予算内で収まるように、こだわるポイントを明確にして、プランニングにメリハリをつける事で成功した物件です。

→造作キッチンカウンターはテーブルにも
キッチン壁面のタイルは、現場で施工しながらデザインしました。吊戸棚は付けないことで、開放感がUPし、コストダウンにも。キッチンの向かい側のカウンターは、大型なので多目的に使え、テーブルにもなる。
ステンレスドアを取り入れたLDKドア
イギリス製のステンドガラスを使用した、特注品のドア。リフォーム全体では300万円という予算内で押さえているが、こだわる所にはしかっりと予算は掛けている。ドアの左側面収納で、元々和室の押入れだった部分を一部廊下側からも使えるようにしたもの。ご主人のゴルフ道具入れとして使用しているようです。
→絵の似合うアトリエ風のリビング
テレビ後ろの大きな絵は奥様の作品。この絵に合うように居室全体のデザインを考えるようにしました。左側の壁面収納は以前押入れだった所、無垢の扉を付ける事で高級感を演出した。

b e f o r e a f t e r

TOP   HOME   BACK